伝統構法石場建ての2階建て住宅。
6寸の落とし柱、足固め・差鴨居・胴差などとを金物を使わない仕口・継手による木組みの家。 石場建てと木組みの耐震性能を活かすことのできる竹小舞を編んだ土壁を採用しています。
金沢の冬の寒さを考慮して土壁の外側にボード状の断熱材をほどこし、 室内の冷暖房は輻射パネルを採用。 石場建てへの強い想いをお持ちの施主が自ら各工事業者を手配され分離発注で完成した住宅。
住宅(新築) 石川県金沢市/2019 限界耐力計算による構造計算業務
設計:梓工務店 施工:木造建築一軸(構造軸組)